【試合結果】千代田区選抜活動|都民大会決勝 vs 府中市

●千代田区(illmassive / 千代田区選抜) 1[1-1/0-1]2 府中市
※30分×2

2年前に千代田区代表(単独チーム)として初参戦・初優勝した、都民大会。千代田区のレギュレーションもあり、昨年からは千代田区の方々と千代田区体育協会の選抜活動の一環として参加しています。昨年は今回戦った府中市さんに0-1で敗戦し、準優勝。2年連続の同カードなだけに、今年は優勝!といきたかったところですが……。

開始直後は、双方、オープンな入り。開始6分。タカが単騎で左サイドを豪快に突破すると(会場からどよめきが)、ゴールエリア内、フリーで待ち構えていたサトミへラストパス。距離的に、あとはゴールネットを揺らすだけ……でしたが、まさかの左ポスト直撃。すると、その10分後、中盤の横パスを奪われると、カバーに入ったDF陣の足に当たったボールがイレギュラーな軌道を描く不運もあり、カウンターを防げず、失点します。が、6分後に、再びチャンス到来。タグが府中市さんのディフェンスラインの背後へボールを供給すると、ディフレクションし、タカのもとへ。これをきっちりタカが決め、1-1の振り出しに。

後半は、ポゼッションで地上戦から攻略を試みる千代田区、手数をかけずシンプルな裏への放り込みやカウンター、FKでチャンスをうかがう府中市さんの構図。30分という短い時間がじりじりと過ぎる中、サトミ→タカの素晴らしい山なりのセンタリングから観客席からどよめきが起こるヒロキのドンピシャのヘディングで逆転!と思われたものの、これもわずかにポストの左へ……。前半・後半と大きな決定機逸が続いてしまいました。

そして、試合終了、3分前。裏抜けした府中市さんの選手がゴールエリアに侵入すると、足がもつれて倒れ込む場面が。併走していたエイキは一切触れていなかったのですが、下された判定は、まさかのPK……。観客席から俯瞰していた府中市さん・千代田区の両観客の方々から「今のは(PKじゃ)ない」という声も出ていましたが、判定は覆らず。結局、このPKでの1失点が決勝点になり、試合終了でした。

PK判定は受け入れがたい事実でしたが、VARがない以上、検証しようがなく、判定は覆りません。だからこそ他責にせず、例えば「千代田区側が決定機をものにしていればよかった」「そもそも、裏への対応を改善すべきだった」というように、自分たちに矢印を向ける解釈ができたら、きっと、未来の成長につながるはずです。

今回の都民大会は、「①illmassiveの体験参加の方々を受け入れる場をつくる」、「②都民大会非登録メンバーのプレー機会をつくる」目的で、試合日にもあえてTRMを組み、「①都民大会組」「②TRM・TR組」「③Wヘッダー組」の3グループに分けて、活動しました。新しい取り組みで、移動時間や人数面など、運営が難しい日もありましたが、充実した約1カ月になったと感じています。

大会を運営してくださった東京都地区サッカー連盟の皆さま、ありがとうございました。準決勝・決勝で差し入れをしていただいた港区さんにも、この場をお借りして、感謝申し上げます。

次週は、illmassiveの2連戦。6/8(土)に神奈川県1部1位のONODERA FCさんと横浜カップの開幕戦、翌日の6/9(日)には東京都1部で全勝街道をひた走るEDO ALL UNITEDさんとTRMです。神奈川県リーグ・東京都リーグを代表する2チームとの2連戦になりますが、新メンバーが合流する新生illmassiveで2連勝できるよう、「NO LEAGUE PRIDE」の誇りを持って、笛が鳴る最後の瞬間まで戦い抜きましょう!

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