●illmassive 1[0-0/1-2]2 四谷FFC(府中市)
※35分×2
区市町の準々決勝は、ここ数年で力を付け、『関東社会人クライツクカップ2024』でも都県リーグ1部の並み居る強豪を相手にしながら予選1位でベスト8入りを果たした、府中市の“おらが街”の社会人サッカークラブ——四谷(よつや)FFCさん。堅守と勝負強さ、そして前線にタレントを配する難敵です。
四谷FFCさんとは区市町や選抜の都民大会で毎年対峙していることもあり、双方、互いの手を知り尽くしている感がありますが(笑)、過去を振り返ると、30分ハーフ・35分ハーフという短い時間で、いかに堅固な四谷FFCさんの守備ブロックを崩すか、カウンターを被弾しないかが勝負の分かれ目といえそうです。
最初の決定機は、illmassive。前半6分、ユウキの素晴らしい左足からのセンタリングをゲンキが頭で合わせるも、惜しくもポスト。戦前の予想通り、ポゼッションはillmassive、守備の四谷FFCさんの時間帯が続くも、ゴールエリア周り、ゴールエリア内にある四谷FFCさんの人垣が崩せず、前半は0-0。レンの最後の被ファウルはPKかと思われましたが……ノーファウルの判定でした。
試合が動いたのは、後半25分。CKがGKのテッタの頭上を越えると、混戦から失点。さらに、後半32分。左サイドで与えてしまったFKがOGを誘発し、0-2。2つのセットプレーで2失点と、効率良く得点を奪われてしまいます。途中、ナンバがホールディング気味に倒され、「今度こそPKか!?」と思いきや、これもPKなし……。最後にヒロキがPKを獲得し、これを自ら決めるも、ときすでに遅し……で、8/4(日)は3位決定戦に回ることになりました。
終わってみれば、四谷FFCさんの一体感をまとった素晴らしい守備と勝負強さ(本当に四谷FFCさんは勝負強い)、それを攻略できなかったillmassiveの構図だったと思います。
今回の敗戦から得られた教訓を9月に控えた横浜カップの2回戦の勝利に生かせるよう、戦略・戦術・マインドセットの部分から再設定し、日々の活動に取り組んでいきましょう!
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