【試合結果】TRM vs アストラ倶楽部(東京都1部)

●illmassive 1[1-1/0-2]3 アストラ倶楽部(東京都1部)
※45分×2

お盆休みTRMシリーズ、第2戦。関東2部・横浜猛蹴さんとの一戦を経て挑むのは、今年2月にも対戦した東京都1部・アストラ倶楽部さん。前回は0-0の引き分けでしたが、アストラ倶楽部さんは、目下、東京都1部で5位の好成績で、関東リーグ昇格をかけたトーナメント『関東社会人サッカー大会』への出場の可能性も残しています。illmassiveの元メンバー・ヤスも在籍しており、熱戦になること間違いなし。

先週に引き続き、お盆休みの影響もあり、参加人数は少ないものの、試合前に開催した下期キックオフミーティングの内容を受け、“攻撃の約束事”を徹底してプレーに反映。前半から立て続けに決定機をつくると、ゴールまであと一歩のところまで迫ります。しかし、この日も決定機逸が相次ぎ、1点が遠い展開。すると、アストラ倶楽部さんのサイドアタックからFWの選手に見事な反転シュートを決められてしまいます。

が、“攻撃の約束事”を継続すると、それが結実。左からのクロスに3人が飛び込み、最後はエイスケが流し込んで、同点。文字通り一進一退の、見応えのある45分でした。

メンバー構成を変更して逆転を目指した、後半。キャプテンのエイスケが仕事の都合で早退した影響か、やや元気がなくなってしまったような雰囲気が出始め、ボールは保持しているものの、アストラ倶楽部さんの堅守速攻のえじきになるシーンが目立つようになります。攻撃も単発になり始め、堅守を崩すための手段が徐々に減っていきます。

こうなると、主導権は、やることが明確かつ一体感が強いアストラ倶楽部さんへ……。右サイドを単騎突破され、独力で持ち込まれて鮮やかなミドルを打ち込まれると、右サイドからのヤスのクロスがややシュータリング気味になり、ゴールイン。2失点を喫したillmassiveは意気消沈してしまったのか、鼓舞、あきらめない気持ちといった前向きな雰囲気が見えず、このまま1-3で敗戦となりました。

参加人数の少なさもあったかもしれませんが、試合後、クラは「失点した後の雰囲気が、悪すぎる。こんな雰囲気で勝てるわけがない。一人ひとりが『illmassiveというチームに所属している当事者意識』を持たないと」と、言及。新卒からillmassiveに在籍し、いつの間にか若手の指南役になっていたヒロも、「失点すると、雰囲気が悪くなりますね……」。

失点時に下を向かず、同点、逆転に向けた機運をどのように高められるのか。これは、下期に取り組む重要なテーマの一つです。まずは全員が「雰囲気を良くすること」を意識して、チームが劣勢になったときの一つの言動・一つの行動を変えていきましょう!

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