【試合結果】横浜市民大会準決勝 vs エスペランサSC(関東2部)

●illmassive 1[1-0/0-1→PK:3-4]1 エスペランサSC(関東2部)
※35分×2

横浜の頂(いただき)まで、あと2つ——。立ちはだかるのは、関東2部・エスペランサSCさん。『第58回関東社会人サッカー大会』が開催された日産フィールド小机で、過去、同大会で1勝1敗の五分の難敵に挑みました。

関東リーグを戦っているメンバーを並べて立ちはだかるエスペランサSCさんに対して、illmassiveは出場停止のクラを含め、総勢20名以上が集結。ピッチ内外、不足のないチームは序盤からがっぷり四つで組み合い、一歩も引かない闘いを見せます。

すると、横浜カップを初めて制した6年前、同会場でエスペランサSCさんを3-2で下したillmassiveが15分に先制。“illmassiveの元気印”ゲンキが果敢にオーバーラップを仕掛けスピードあるセンタリングを上げると、そのこぼれ球を拾ったナンバが冷静にゴールネットを揺らして、貴重な先制ゴールを奪いました。前半はこのまま1-0で終了。

後半。百戦錬磨のエスペランサSCさんは前半よりロングボール、パワープレーの回数を増やして反撃の姿勢。しかし、illmassiveは素早い攻守の切り替えや球際の強さで戦況を有利に運ぶと、51分、フウが中央から強烈な無回転ミドルを発射。観客席からもどよめきが起きた一発でしたが、相手GKのファインセーブにあい、ゴールならず。

試合終了まで、残り、15分。1-0で試合をクローズしにいったillmassiveに対して、エスペランサSCさんは徹底してロングボール、パワープレーを選択。テル、ショウタロウの2CBを中心に跳ね返し続けていたものの、右サイドからのロングスローがきっかけで、不運な失点……。このままスコアは動かず、勝負の行方はPK戦に委ねられます。

迎えた、PK戦。ユイトが幸先良くでは1人目をストップするも、3本目・4本目でillmassiveが失敗。一方、1本目を外したエスペランサSCさんは2~5本目を全て決め、PKスコアは3-4。たらればを言い出したらきりがありませんが、PK戦を引き分けとするならば無敗で大会を去る、とても悔しい準決勝敗退となりました。

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